積載能力の高さで選ぶなら?

商用車としては様々な車がラインナップしていますが、キャブオーバートラック系で人気になっているのがマツダ・ボンゴトラックでしょう。扱いやすい5ナンバーサイズというのが人気の秘訣ですが、2470mmの荷長をもつ標準ボディと2735mmのロングボディ車がラインナップしていますので、用途に合わせて選ぶことができるようになっています。エンジンは1.8Lのガソリンとディーゼルの2.2Lで、ミッションは基本的に5MTのみとなっていますが、ガソリン1.8L、2WDとディーゼル2.2L、4WDの組み合わせの場合には電子制御4ATが用意されています。
ほかの特徴としましては、新開発の衝撃吸収フレームを採用した安全ボディ、運転席と助手席SRSエアバッグ、ロードリミッター機構付きシートベルトなどが採用されており、安全性の高さも人気になっているようです。年式も古いものから新しいものまでありますので、中古商用車としてはかなり値段の幅も広く14万円程度から120万円を超えるものまでありますので、予算に応じて選ぶことができるでしょう。このマツダ・ボンゴトラックに並んで注目できるのがピックアップトラックのロデオの商用車モデルであるいすゞファスターです。
ファスターは2WDのみの設定になっており、エンジンは2.7Lの直4直噴ディーゼルターボを搭載していますので、山道や長距離走行などでも問題ありません。ほかにも標準ボディのほかロングボディのフラットデッキ三方開きが用意されていたりしますので、必要に合わせてそのようなモデルを選ぶこともできるでしょう。しかしそこまで有名な車ではないので、中古車販売店などで見つけるのも難しいかもしれません。またもっと小柄でも問題ないのであれば日産クリッパートラックなどの軽トラックも選択肢として良いかもしれません。軽自動車でもかなりの積載能力があるといわれています。日産クリッパートラックは中古車でも40万円以下から探せますし、軽自動車になりますので税金面などでコストパフォーマンスが高いというのがメリットになっています。
これらのトラックは積載能力の多さが特徴になっていますが、中古車で買おうとする場合には状態が悪かったり、走行距離がかなり多いという車種も珍しくありません。それでこれらの中古商用車を探しているのであれば、しっかりその車両を見極めて後で後悔することがないようにする必要があるでしょう。