ハイエースバンとライトエースバン

ビジネスカーとして昔から評価されている商用車としてトヨタ・ハイエースバンをあげることができるでしょう。4ナンバーサイズながら荷室長を3000mmとしており、その広い荷室空間はかなり注目されています。
ほかにもマイナーチェンジなどによって、クラッシャブルゾーンであるフロントノーズの拡大、ボディ構造、新開発のステアリングとブレーキーペダル後退低減機構などが見直され、より安全な車として完成しています。トヨタ・ハイエースバンのさらなるメリットはそのバリエーションが豊富であるという点ですが、そのなかにはロングとスーパーロング、2/5人乗りのバン、10人乗りのワゴン、15人乗りのコミューターがあります。エンジンに関してもバリエーションが豊富で、2.7Lと2Lの直4ガソリン、2.5L直噴ディーゼルターボの3種類から選ぶことができるようになっています。トヨタハイエースバンは中古商用車としても高い人気があるため現行モデルでは130万円を下回る車はかなり少なくなっています。
また社外パーツなどによってドレスアップされているものも多く、中古車ではそれらには付加価値がついて250万円以上で売られていたりもします。そしてこのモデルより小型になっているのがトヨタライトエースバンです。ダイハツと共同で企画したモデルになりますが、このモデルの特長となっているのがショートノーズの見た目でしょう。ピラーの傾斜を立ち上げることによって、積載性や視認性を向上させています。さらにバックドアや両側スライドドアの開口部を広げていますので、荷物の積み下ろしなども容易になっています。ヒップポイントやステップ高なども人間工学に基づいていますので、長時間のっても疲れないようになっています。さらに上級グレードのGLでは、カラードバンパーやセミファブリックシート、電動ドアロック、パワーウインドウなども装備されています。新しいモデルは若干高くなってしまい100万円を超えてしまうものもありますが、以前のモデルでしたら30万円以内でも探すことができるようになっています。
バンといってもライトエースバンのように小型なものから、比較的大きなハイエースバンなどまでありますので、使用用途などに応じて選んでみると良いでしょう。またこれらのバンタイプは中古商用車のなかでも在庫が多いといわれていますので、インターネットなどで検索して自分の理想にあるものを探してみると良いでしょう。