営業車の代表

営業などでよく使われる車両として有名なマツダ・ファミリアバンですが、中古商用車のなかでも高い人気を得ています。この車は2006(H18)年12月にモデルチェンジをし、よりビジネスユースを前提に営業車仕様になってことでも注目されました。
細かい点ではダッシュボード上にメモ書き用のホワイトボードが装備されたり、助手席を前に倒すと現れるノートパソコン専用デスクやセンターコンソールのビジネスバッグトレイなど、営業のために開発されているといっても過言はありません。積載量も以前のモデルに比べてもかなり拡大しており、A4サイズコピー用紙箱を最大90箱収納するほどだといわれていますので、ほとんどのビジネスシーンで重宝されることでしょう。そして荷室のフロアをいっそう低く設計してありますので、荷物の積み下ろしなどがより容易になっています。中古車としての相場ですが、18.9万円~99.8万円となっており、100万円以下で選ぶことができるというのは大きなメリットだといえるでしょう。
初代のものも現役で中古商用車として人気になっていますが、価格的には現行のものより低く8万円から探すことができます。このマツダ・ファミリアバン同様にビジネスユースを考えて開発されたものとして、日産ADエキスパートもあげることができるでしょう。ウイングロードがこの車のベースになっていますが、荷室を低床化し車内側への張り出しを少なく設計することによって積載量を増やしており、さまざまなビジネスシーンに対応できるようにしています。また便利な仕様としてはダッシュボード上のホワイトボードや100V電源が装備されていることを挙げられますが、ほかにも多彩な収納や助手席シート裏にノートパソコンを置いて作業ができる折り畳み式のテーブルなども注目できます。エンジンスペックですが1.5L、1.8Lの2種類が用意されています。気になる価格ですが、マツダファミリアバンとほぼ同じで19万円~98万円が中古車相場だといわえています。
しかし中古車の在庫数でいえばマツダファミリアバンのほうが多くなっていますので、さまざまな状態のものを比較してみたいというのであればマツダファミリアバンから調べてみると良いかもしれません。またどれも営業車として使われていますので、走行距離などが多く、なかにはあまり丁寧に乗られていないものもありますので車の状態には注意がひつようです。